少し気が早いですが、9月1日は防災の日。 ここでちょっと地震のお話を。
地球の表面は、厚さ10km~200kmの巨大な板状の岩層(プレート)で覆われています。
プレートは全部で十数枚あり、毎年、それぞれ別の方向に数センチずつ動いており、プレートの境界では、プレート同士が押し合う力や内部にたまった歪みによって、地震が発生します。
また、火山のマグマ上昇によって起こる火山性地震というのもあります。
日本列島は火山が多いうえに、「北米プレート、太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレート」と4つのプレートの境界にあり、そしてその4つのプレートがぶつかりあっているわけですから、世界的に地震の多い地域といえます。
確かに、身体に揺れを感じないような小さな地震も含めると、日本列島のどこかで毎日のように地震が発生しているようです。
私自身は今まで大きな地震を経験したことはないのですが、非常時に備えて少しずつ非難グッズを揃え始めました。
まず2年程前、急に思い立って、難燃性の素材で作られている大きめの持出し袋を買いました。
銀色に輝くあの袋です。
非常持出し袋といえば、保存食や水、その他便利グッズ等とセットになって売られていますが、中身は、それぞれの家族構成や生活状況によって必要なもの、不要なものが変わってくるようですので、私はあえてセットものは購入せずに、袋だけを。
その時一緒に、手回し式充電ラジオと給水袋、アルミブランケット(当時冬で、部屋の中が寒かったので)を買いました。
防災グッズって、あれこれ揃えようと思うと結構金額がいってしまうんですよね・・・。
そんな訳で、その時は取り敢えず3点だけを購入し、中身は少しずつ用意していくことにしました。
それから水と食料を買い足しただけで、何故かそこで中断。
そして2年後の先日、また急に思い立って準備を再開しました。
ネットで防災グッズを扱っているお店で、今度は携帯トイレとトイレ時に使用する一人用の簡易テント、大きめの折りたたみ式給水タンク(水は命ですから)、アルファ米などを買いました。
水は、近所のスーパーで保存期間が長めの天然水を購入。
その他薬やティッシュ、着替えなどなど、必要だと思われるものをあれこれ揃えてみたのですが、これがまたかなりの量に!
どう考えても非常時に持って逃げ出せる許容範囲を超えています。
しかも普段それ全部を置いておく場所もない。
これでは「非常持ち出し」意味が全くないではないか!
他の人は、いったいどのようなものを揃えているのだろう・・・。
初歩的な疑問が湧いてきたので、ネットで検索してみました。
皆さん工夫していろいろと揃えていらっしゃる。
ちょっとした着替えやタオル類は、コンパクトに圧縮加工されているものがあるのですね。
必要時には、手で簡単に解せるようになっているようです。
なるほど。 そういった便利なアイテムを上手に利用すれば、もう少しスリムにまとめられるかもしれません。
もう一度検討し直しです。
災害は起こらないにこしたことはありません。
しかし、いざというときに困らないためにも、やはり少しでも準備しておくと安心。