ランジュロの宝箱

天然石大好き

アロマテラピーを活用して元気に過ごしましょう!

アロマテラピーとは

アロマテラピーは、植物から抽出された精油を使って、心身の健康や美容を促進する自然療法の一つです。

アロマテラピーは、リラックス効果やストレス緩和効果だけでなく、免疫力を高める効果も期待できます。

今回は、免疫力アップにおすすめの精油と、その使い方をご紹介します。

 

免疫力アップに効果的な精油

免疫力とは、体が外部からの細菌やウイルスなどの侵入に対抗する能力のことです。

免疫力が低下すると、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなったり、アレルギーや炎症などの症状が悪化したりします。

免疫力を高めるには、バランスの良い食事や適度な運動、十分な睡眠などが大切ですが、アロマテラピーも有効な手段の一つです。

免疫力アップの効果が期待できる精油はいくつかありますが、今回は私が愛用している3種類の精油をご紹介します。

 

**ユーカリ・ラディアタ**

ユーカリ・ラディアタは、ユーカリの中でも刺激が少なく、日常的に使いやすい精油です。

スッキリとした香りが特徴で、花粉症やアレルギーによる鼻づまり等の不快な症状緩和にも効果が期待できます。

「のど・はなスッキリ」な某キャンディの香りそのまんまな感じです。

でも、決して精油は舐めないでください。

 

**ラヴィンツァラ**

ラヴィンツァラは、クスノキ科の植物で、主な原産地はマダガスカルです。

爽やかな香りの精油は免疫力を高めるだけでなく、気分をリラックスさせ安眠効果も期待できます。

不眠症や疲れが溜まっているときにおすすめの精油です。

 

**ティートゥリー**

ティートゥリーは有名な精油ですね。ご存知の方も多いのではないでしょうか。

主な原産地であるオーストラリアでは、アボリジニの方々が健康に欠かせない木として、大切に利用してきたといわれています。

フレッシュでスパイシーな香りが特徴であるこの精油は、抗菌効果が期待でき、様々な感染症の予防に用いられます。

 

感染症の季節がやってくると、私はこれら3種類の精油ブレンドして使っています。

皮膚に塗布する場合の精油濃度に関しては、各アロマテラピー協会によってそれぞれの見解があるようです。

私が所属しているナード・ジャパンでは比較的高濃度のレシピが多いのですが、こちらでは、キャリアオイルに対して精油が1〜2%の濃度になるよう希釈して使用することをおすすめします。

精油濃度1%=キャリアオイル10ml:精油2滴

精油濃度2%=キャリアオイル10ml:精油4滴

 

キャリアオイルは様々なものがありますが、私がよく使用するのは、ファーナスオイルです。

酸化に強く安定性が高いため、正しい保管方法や使用方法を守っていれば、腐敗や劣化をほとんど起こしません。

ベタつかずサラッとしているので、使い心地も良いです。

また、ディフューザーやスプレーを使用した空間除菌もおすすめです。

      

アロマテラピーの注意点

精油は天然の植物由来のものですが、それゆえに副作用やアレルギー反応を起こす可能性もあります。

精油によっては禁忌や注意事項があるものもございます。

特に敏感肌や妊娠中・授乳中・小児・高齢者などは注意が必要です。

また、精油はそのままでは皮膚に塗ることができません。

必ずキャリアオイルと呼ばれる植物油などで希釈し、パッチテストをおこなってから使用してください。

精油とキャリアオイルの割合は、精油や使用目的によって異なりますが、安全のため、1〜2%程度の低濃度でのご使用をおすすめします。

また、精油やキャリアオイルは高温・直射日光・酸化に弱いので、冷暗所で密閉して保管してください。

 

まとめ

最後に、アロマテラピーを楽しむコツをお話しします。

今回は免疫力アップの効果が期待できる精油をご紹介しましたが、基本的に、精油は自分の好きな香りを選ぶことが大切です。

好きな香りは心地よい感情を引き出し、ストレスを軽減してくれます。

逆に、苦手な香りは不快な感情を引き起こし、ストレスを増やすことになりかねません。

また、香りはその日の気分や体調によっても変わります。

その時々で自分に合った香りを選ぶことが重要です。

使いたい精油が苦手な香りの場合、同じ成分が入っている他の精油で代用することができますので、精油に含まれている成分について知ることも、アロマテラピーを楽しむコツの一つだと思います。

さらに、精油は単独で使うよりも、複数の精油ブレンドすることで、より効果的になることがあります。

ブレンドする際は、香りの相性やバランスに気をつけてください。

自分だけのオリジナルのブレンドを作ってみるのも楽しいですよ。